はい、みなさんこんにちは。ブランド品鑑定士のトウヤです。
本日のブログ投稿では、GUCCIのコピー品の見分け方について解説します。また、最後にGUCCIのアウトレット品の見分け方もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
よろしくお願いいたします。
グッチのコピー品を見分ける方法は、大きく2つあります。
まず1つ目は、文字のフォントの形状です。グッチのロゴを例に説明しますと、注目すべきポイントは3つあります。
最初に、Uの文字についてです。Uの左右の曲線部分を比較すると、右側が左側に比べて細くなっているのが特徴です。
まず、ここが1つのポイントです。Uの右側と左側を見比べて、右側が細くなっているかどうかを確認してください。
続いて、Cの文字について説明します。このCの文字には2つの特徴があります。まず、Cの入り口側が鋭く切り取られている点です。
綺麗に縦に切れています。このCの入り口部分が一直線に切れているかどうかを確認してください。また、Iの文字は上下が少し膨らんでいるのが特徴です。長方形ではなく、上下がふくらんでいる形状をしています。GUCCIの文字については、U、C、Iを重点的にチェックしてください。
次に、タグ裏の品番について説明します。GUCCIのバッグにはレザータグが付いています。
レザータグには「GUCCI」と「MADE IN ITALY」の刻印が施されていますが、それをめくると裏面に品番が記載されています。
このように、品番が記載されています。これは重要な鑑定ポイントの一つです。
もちろん、このGUCCIのレザータグの刻印についてです。先ほど説明したGUCCIの文字を確認するのはもちろんですが、裏面をめくると数字が記載されています。その数字がそのまま読めるかどうかを確認してください。
レザータグをめくった際、数字が逆さ向きになっている場合、不正品の可能性があります。表のGUCCIの文字と裏の数字の上下の向きが一致しているかどうかを確認してください。
そして、この品番についてですが、上段に記載されている数字をパソコンやスマートフォンで検索してみてください。
例えば、GUCCIの品番を入力すると、同じ品番のバッグや類似した形状のバッグが表示されます。
これが全く見当たらない場合、適当な数字の羅列が刻印されているいわゆるコピー品です。
簡単にチェックできますので、確認していただければと思います。最後に、アウトレット品の見分け方について説明します。
以前、COACHのアウトレット品の見分け方についてブログ投稿で紹介しましたが、今回はGUCCIについて解説します。こちらも非常に簡単です。
誰でも理解できるように、先ほど説明したレザータグにはGUCCIの刻印が施されています。その刻印の隣には、①Gと記載されています。
はい。この「G」という刻印があれば、アウトレット品と判断できます。
この「G」のマークは、海外でのみ販売されている商品を示しており、日本の正規店や直営店では購入できないことを意味します。したがって、このマークが付いている商品はアウトレット品であると理解できます。
また、この「G」マークが入ったアウトレット品に関しては、コピー品を見たことがありません。
必ずしもそうではないと思いますが、このGマーク(G①)が入ったもの自体のコピー品は少ない、あるいは存在しないかもしれません。G①のマークが入っている時点で、ある程度の信用度があると考えられますので、その点も頭に入れておいていただければと思います。
このGUCCIは比較的コピー品が多いブランドです。
先ほどお伝えした2点、GUCCIの文字とタグを確認すれば、ほとんどの偽物を見分けることができるでしょう。
皆さんがお持ちのGUCCIのバッグや財布などをチェックしてみてください。
今回のGUCCIのロゴ、フォントの形、文字の形についても確認しましょう。
レザーに刻印されたものだけでなく、金具に刻印されたものも同じ形状になっていますので、そちらもぜひチェックしてください。今回のブログ投稿は以上となります。
もしよろしければ、チャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。それでは、次回のブログ投稿でお会いしましょう。