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【2025年最新版】東大門「黄色いテント」の行き方完全ガイド|営業時間・場所・地図・平日や雨の日の注意点まで徹底解説!


ソウル観光の夜の楽しみといえば、やはり東大門のナイトマーケット。その中でも一部の旅行者の間で根強い人気を誇るのが、通称「黄色いテント」と呼ばれる深夜の屋台ストリートです。格安で購入できるバッグやアパレルが並び、異国情緒あふれる空間に足を踏み入れると、その非日常感に圧倒されるはずです。

本記事では、東大門 黄色いテント 行き方を中心に、実際のアクセスルート・営業時間・営業日・雨天時の営業状況・最新の取り締まり動向まで、2025年最新版として詳しく解説します。初めて訪れる方が迷わずたどり着き、最大限に楽しめるよう、現地の写真情報や注意点も交えてお届けします。短期滞在中の限られた夜時間を有効に活用したい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。



1. 東大門の「黄色いテント」とは何か?


ソウル・東大門(トンデムン)エリアに夜だけ出現する通称「黄色いテント」は、偽ブランド品(コピー商品)を扱う屋台が集まったナイトマーケットです。約50~80張ほどの黄色いテント(屋台)が並び、バッグや服、靴、時計などあらゆるファッションアイテムのスーパーコピーが深夜まで販売されています。正規品と見紛うクオリティの商品が格安で手に入るスポットとして、日本人を含む海外観光客にも人気を集めています。一方でこれらは商標権を侵害する違法商品の市場であり、韓国当局も取り締まりを強化している東大門の闇市ともいえる存在です。

この「黄色いテント」エリアは、正式には東大門セビッ市場(새빛市場)と呼ばれ、屋台営業の許可を得た露店が深夜に集まる市場です。毎晩夜8時頃から屋台のテントが張られ始め、観光客や地元客で賑わい始めます。営業は深夜2時頃まで続き、週末にはさらに遅くまで(場合によっては翌3時頃まで)営業することもあります。以下では、この東大門「黄色いテント」への行き方や営業時間・曜日ごとの状況、取り締まりの現状など、2025年時点の最新情報を詳しく解説します。

2. 東大門「黄色いテント」への行き方(アクセス)

東大門の黄色いテントエリアは、地下鉄を利用すれば簡単にアクセスできます。最寄り駅は地下鉄2号線・4号線・5号線が交差する東大門歴史文化公園駅(Dongdaemun History & Culture Park駅)です。この駅の1番または2番出口を出ると、地上すぐにテントの屋台街が目に飛び込んできます。特に2番出口を出て東方向へ約50m進んだあたり、卸売ファッションビル「apM PLACE(エーピーエムプレイス)」の裏手から「東大門ファッションビズセンター」前にかけて、黄色いテントがずらりと並ぶエリアがあります。

初めて訪れる方は「apM PLACE」という建物を目印にするとわかりやすいでしょう。地下鉄の出口を出てすぐ左手(北東方向)に見える大きなガラス張りのファッションビルがapM PLACEで、その裏の路地一帯が屋台エリアです。現地の地図アプリやGoogleマップで「韓国 黄色いテント 地図」などと検索しても位置を確認できます。なお、市内バスでは「DDP(東大門デザインプラザ)正門」停留所が最寄りで、空港からは深夜リムジンバスもDDP前に停車します。タクシーを利用する場合も「トンデムン(東大門)DDPまで」と伝えればほぼ屋台街付近まで行けるでしょう。

3. 黄色いテントの営業時間と営業日

3. 黄色いテントの営業時間と営業日.jpg

◼ 基本的な営業時間

東大門の黄色いテントは夜間限定で営業しており、一般的な営業時間帯は毎晩20:00頃から翌2:00頃までです。ただし季節によって若干異なり、冬季(11月~2月)は寒さのためかやや早じまいで19時頃から翌1時頃まで、春~秋(3月~10月)は20時頃から翌2時頃まで営業するのが目安となっています。屋台によって開店・閉店時間にはばらつきがありますが、多くの店舗は22時を過ぎると本格的にオープンし始め、23時~24時半頃が最も賑わうピークタイムです。深夜1時を回ると客足も徐々に減り、2時前後には片付けが始まります。なお状況によっては深夜2時を待たず早めに店じまいすることもあります(後述の取り締まり動向や天候による)。

◼ 平日・週末・日曜日の営業状況

黄色いテントは基本的に年中無休で、祝日も含めて毎晩営業しています。ただし曜日によって出店数や盛況ぶりが変わる点に注意しましょう。平日(月~木)は営業する店舗はあるものの出店数が少なめで、全体的に週末ほどの活気はありません。金曜日になると週末に向けてテントの数も増え始め、夜が更けるほど人出も多くなります。

  • 土曜日:最も多くの屋台が営業する日です。観光客・地元客ともに集まり、夜通し非常に活気があります。商品の品揃えも平日より充実し、値下げ交渉も含めナイトマーケットの醍醐味を味わえるでしょう。
  • 日曜日:営業している店舗もありますが、土曜に比べると出店数が減りがちです。週明けに備えて休む業者も多いため、日曜の夜は閑散としている場合があります。特に深夜(日付が月曜に変わる頃)は早めに閉まってしまい、屋台がほとんど出ていないこともあります。

このように週末(金・土)と平日、日曜夜とではテントの数や賑わいが大きく異なるため、訪問日は慎重に選ぶと良いでしょう。初めてで「なるべくたくさんお店を見たい」という方は、可能であれば金曜・土曜の深夜帯に訪れることをおすすめします。逆に日曜の夜遅くは避け、平日しか行けない場合は22時前後と比較的早めの時間から様子を見に行くのがおすすめです。

◼ 雨天時の営業は?

雨の日の黄色いテントはどうなるのでしょうか。基本的に小雨程度であれば屋台はテントを張って営業を続けますが、悪天候時は出店数が大きく減少します。特に大雨や強風など荒天の場合、営業を見合わせる店舗も多く、屋台自体がほとんど出ないことも珍しくありません。テントとはいえ足元も悪く客足が遠のくためで、雨天時は事前に天気予報を確認し、状況次第では予定を変更する柔軟さも必要です。晴天が続く日に比べると雨の日は明らかに活気が落ちますので、もし滞在日程に余裕があれば雨天の日の訪問は避け、天候の良い夜に改めて訪れることを検討しましょう。

4. 取り締まり強化と現在の営業状況【2025年】


近年、東大門の黄色いテントに対する韓国当局の取り締まり(摘発)が強化されています。2024年には韓国特許庁やソウル市、警察が合同で専従チームを結成し、深夜の屋台街に踏み込んで大量の偽ブランド品を押収する摘発作戦も行われました。実際、2024年3月には夜10時以降に12箇所の黄色テントを一斉捜索し、6名の業者が商標法違反で検挙・書類送検されています。このような一斉取り締まりの結果、押収された偽ルイヴィトンやシャネルなどの模倣品は計854点にも上りました。

当局による摘発が頻発するようになったことで、現地の屋台側も警戒を強めています。取り締まり情報が事前に伝わっている日や時間帯には、多くの店舗が自主的に営業を控える傾向が見られます。また警察の巡回が活発な日は、通常は深夜2時まで開いている店も早めに片付けを始めるなど、営業短縮が行われるケースもあります。特に模倣品の売買には厳しい姿勢が取られているため、店主たちは危険と判断すれば出店そのものを見送ることもあります。

では、2025年現在「黄色いテント」は実際のところ営業しているのか?結論から言えば、「はい、営業しています」。取り締まり強化によって多少の影響は出ていますが、市場そのものが完全に消滅したわけではありません。週末の夜ともなれば多くの屋台が明かりを灯し、深夜22時以降には活気ある偽ブランド市場が繰り広げられています。ただし前述のように日によって出店数にばらつきがあり、「運が悪いとあまりお店が出ていなかった…」という可能性もゼロではない点に留意しましょう。特に2025年に入ってからも不定期に取り締まりが行われており、偶然そのタイミングに当たると屋台街が閑散としていることがあります。最新の現地情報(旅行者のSNS投稿や現地在住者のブログなど)をチェックし、可能であれば複数日の訪問予定を組んでおくと安心です。

5. まとめ:東大門「黄色いテント」に行く際のポイント


以上、東大門「黄色いテント」への行き方から営業時間や取り締まりの現状まで、2025年時点の最新事情を解説しました。アクセス面では地下鉄東大門歴史文化公園駅の1・2番出口から出ればすぐに屋台エリアに辿り着けるため、迷う心配はあまりありません。夜20時頃から屋台が並び始め、特に週末の23時前後にピークを迎える市場ですが、平日や雨天時には規模縮小、日曜夜は休み同然の日もあるなど、訪問タイミングによって雰囲気が大きく変わります。事前に営業状況をリサーチし、予定に余裕を持たせておくと良いでしょう。

最後に、安全面とマナーについても触れておきます。東大門の黄色いテントで売られている商品はすべて模倣品・コピー品であり、日本へ持ち帰ることは法的に禁止されています。また近年は韓国当局も摘発を強化しているため、市場の存在自体が今後どうなるか不透明な部分もあります。深夜の路上で現金取引をする際はスリやぼったくりにも注意し、無理のない範囲で買い物を楽しんでください。規制が強まる中ではありますが、2025年現在でも東大門の黄色いテントは独特の活気を残しており、韓国のナイトマーケット文化を体験できる刺激的なスポットです。基本的な行き方と最新情報を押さえた上で、安全に配慮しつつ掘り出し物探しを楽しんでみてください。